ワーママ in ノルウェー

ノルウェーの首都オスロで現地の企業に勤めながら、3歳と0歳の子どもを育てている筆者が、ノルウェーでの育児、海外就職、趣味などを日記も交えながらざっくばらんに書き留めています。 また、海外(特に北欧)に住みたい人・住んでいる人や、そこで働きたい人にとって便利な情報をお届けできたらと思います :)

カテゴリ: 住まい

前回記事にて、ノルウェーでの家探しの過程や、自分達が家を選ぶにあたって拘ったところを書いてみました。







一軒家を買ったならば、少なくとも子どもが独り立ちするまでは住んでいたいので、20年くらいは住むことを考えて家を選ばないといけない。。



とはいえ、いろいろ状況は変わるので、今の自分達に合わせて、考えられる範囲で良い家を。。




でもね。




やはり、予算というものがあるんですよね。





オスロ中心の家族に人気な閑静な住宅街で、ちょっと古くてもすぐに住めるような一軒家を買おうと思うと、たぶんお値段は2億円くらいからですよ。





我々には手が届きません。




ちょっと貯金すれば、、とか言うレベルではありません。




今年は落ち着いたものの、オスロやその周辺の不動産価格は暫くうなぎのぼり状態。若者が不動産を買えないと、問題視されるほど。

各銀行は、34歳までの若者対象に、不動産購入用の金利の高い口座を提供展開していたりするほど。

(ノルウェーに最近引っ越してきた皆さんは、ぜひ不動産購入用のBSUの口座も利用しましょう。 )




金利が良い口座に預金したところで、なるはやで家を買いたい私達には2億円は遠い。






私達は以前住んでいたアパートを購入する際に、な家を買いたいエリアで検討していたので、それが功を奏しました!


何故なら
  • アパートを購入した際に、その地域の不動産屋さんと親しくなれたこと
  • 不動産の価格の妥当性が少しはわかったこと
  • 引越しが同じ地域ですむので非常に楽
  • 一軒家の内覧に散歩感覚で行けたこと



特に良かったのは不動産のエキスパートから、不動産の内覧や資料についてアドバイスをことあるごとに細かく貰えただけではなく、、


価格交渉さえもしてくれたこと。


しかも楽しく!




この価格交渉、本来なら精神すり減ります。



売り手の希望価格に対して、買い手は購入希望価格を提示するわけですが、購入希望者が多いと競りになるわけです。



私達の場合は、とても運良く、他の購入希望者が出る前に売り手との価格交渉になりました。



買い手としては、なるべく安く買いたいわけです。



売り手はもちろん高く売りたいでしょう。



売り手は、家の販売を委託している不動産屋さんのエキスパートが交渉をサポートしてるので、私達が普通に価格交渉しようものなら、販売希望価格に限りなく近いものになったことかと。




ただ、私達も今回はスーパーエキスパートがバックにいるという。




それも交渉スタートから最後まで。




最初の購入希望価格の設定も、私達が提示したとはいえ、彼のアドバイスに従ったもの。

その後の不動産屋さんとのコミュニケーションも、私達がしているとはいえ、文章や言い回しは彼のアドバイスに従う。

最終的には彼が直接売り手の不動産屋さんに話をつけてくれたほど。


結局、市場価格よりもだいぶお手頃価格で家を購入できました。


それでも、売り手も買い手もお互い悪くない気持ちだから素晴らしい



間違いなく、家の売り買いをするときは、あのスーパー不動産屋お兄さんに相談するのが吉。


スーパーお兄さんもしくはお姉さんが、どの不動産屋さんにもいるとは限らないですが、それでもローカルの不動産屋さんでアドバイスをもらうことをお勧めします


たぶん、これは日本でもノルウェーでも変わらないですよね。







わが家の娘さんが生まれて一ヶ月あたりたった5月に購入して、7月の夏休みはじまり初日に引っ越し。育休中とはいえ、なかなか大変な数ヶ月でした。




引越は、とにかく優しい友人達と義父に手伝ってもらい、朝9時あたりから夕方5時あたりの1日で完了。

車3台と荷台一つで四往復ぐらいしたのではないかと。これは引越が同じ地域で、車で5分くらいの距離だったので本当によかった。

やはり子どもと乳幼児がいると荷物が多いですし、家具も約3年前の引っ越しのときよりも増えたので、一筋縄ではいかないですよね。

本来であれば、業者にお願いすべきところですが、業者のおすすめがなにかないか友だちに相談したら、手伝ってくれるということになりまして。



ほんと優しくて逞しい友人に頼りまくってしまったので、まだまだしっかり恩返しをしたいところ。




荷物の整理はすべて終わったわけではないですが、それでもあと少し。



もう自分達の住み家だなぁとホッとする空間になってきていますが、さらに、少しずつ自分達らしい家にしていけたらなぁなんて思っています。



ということで、年末は旦那さんと、家全般アイデアスケッチ大会開催致します。



来年は家庭菜園でもする余裕ができたりするのだろうか、いや、ないだろうな。


いづれにせよ、今後も新しい家での家族での生活が楽しみです



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今回は家探しと家の購入について書きたいと思います。


と、その前に以前住まいに関して書いた記事を改めてご紹介。


5年前の夏、ノルウェーに移住したとき、オスロの西側モンテベロというエリアでアパートを借りたときの話はこちら。大体1年半ほど住みました。




そして、その後オスロ郊外のリレストロム(Lillestrøm)の近くでアパートを購入して引っ越した時の話がこちら。こちらは3年半程住みました。





ノルウェーへの移住から、一軒家を買うまで5年弱というところでしょうか。





さて、家の購入過程について。

家の購入もアパートの購入と進め方は同じようです。

内覧の時間も1時間が基本です。


私たちが家を買ったとき(2023年5月)は、不動産の価格が不安定かつ、金利がどんどん上がっている状況だったので、家を買い控えている人が多かったのか、家の売買はアパートのそれよりも動きが鈍かった印象です。



ノルウェーでは新築の家を買うよりも、中古の家を買ってから自分たちのスタイルに合わせてリノベーションすることが多いようです。
リノベーションというと、壁の色を塗り替えるだけでなく、壁を壊して開放感を出したり、古いキッチンを丸ごと交換したり、床板を外して床暖房を入れたり、お風呂場を総入れ替えしたり、、


買う家によっては、それはそれは大仕事が待っているわけです。



だからこそ、家についての資料を読み込んで、どのくらい購入後の家のメンテナンスにお金がかかるのか計算して、予算を組む必要があるわけです。

アパートの購入も同様ですが、一軒家の場合は家や敷地全体の確認をしなければいけないので、確認すべき項目が多い。。不安項目が多い。。



とてもではないですが、経験のない私たち夫婦二人だけで自信をもって購入することはできず、不動産の売買に比較的詳しい親戚に資料を読んでもらいました。

また、前回のアパートを購入した時から連絡を取っている不動産の担当者さんにも、気になる物件を見かけたらその資料を送り、彼に読み込んでもらい、妥当な不動産価格やメンテナンスのコストなどを算出してもらいました。



古い家だと、それだけ大仕事が待っている可能性は高いです。




そもそも、なぜ購入済みのアパートから、一軒家に引っ越したかというと、、


  • そもそも私も旦那さんも、いつかは庭のある一軒家、もしくは長屋のような横に繋がっている家に住みたいなと思っていたこと。

  • アパートはとても気に入っていたのですが、ベビーカーを室内に置くためのスペースが一階になく、毎度上の部分を室内に持って上がらなければいけないため不便。

  • 子どもが2人いた場合、寝室が2つでは足りない。(ノルウェーでは、基本的に1人一部屋のようです。私は兄妹3人で6畳間の子供部屋使っていましたが。。)

  • 日本の家族や、友人がノルウェーに遊びに来てくれたときに、泊まっていってもらうためのゲストルームがほしい。


といったことが主な理由。なので、焦ることはなく物件情報を定期的に見て、気になる物件については資料を読んだりしていました。


家を購入するときに私達が拘ったのは、立地。


わが家の坊ちゃんが通ってる幼稚園、本人も親も満足なので、転園させたくないこと。
雰囲気の良い小学校の学区であること。
駅から徒歩圏内であること。
自然災害(土砂崩れや洪水、地すべりなど)の被害を受ける可能性が低いこと。
空気の汚染レベルが低いこと。



その次に拘ったのは、家の周りが子どもたちにとって安全か。子どもたちが、家から簡単に飛び出しても車など危なくないことは、大事。



ちなみに、建物自体の構造の安全性は、私達の拘りというよりも、絶対条件でした。


家の中や外は、リノベーションできるけども、家の場所を変えるのは不可能ですからね😅



さて、予算に合わせて家を探すわけですが、

しょっちゅうFinn.noのサイトで、売りに出いている家を眺めているとですね、どの家が価格変更をしたかなど、目に入るようになるんです。



続きは次回の記事にて。



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日本は今年暖冬のようですが、ノルウェーのオスロ近辺は11月からマイナスの気温がほぼ続いているような気がします。曇りの日も多く、太陽が出ている時間帯はそもそも仕事をしているので、日差しなるものを久しく拝んでいないような。


そんなノルウェーですが、最近沢山雪が降りまして、我が家の周りも歩けば靴がずっぽりはまってしまうほど雪が積もりまして。


ベビーカーを押しては簡単に家から出かけられません。


こういう時に火事になったらどうするんでしょうね。。



とにもかくにも、小さい子供連れの家族で出かけるとなると、雪がどうこう以前に支度でバタバタとし、子どもがまともに服を着て、やっと出かけられるー!とドアを開ければ雪深いわけですから、なんでやねーん、と、思わず突っ込みたくなるわけです。

天気予報しっかり見て心構えができていたとしても、子ども達との朝のバタバタで雪のことは頭から飛んでいってしまいますしね。。私だけかもしれませんが。。




お隣さんが、除雪機なるものを使って私道の雪の除雪をしてくれているおかげで、我々の大してあてにならない腕っぷし任せの雪かきに頼らなくて済むようになりました。


こういうのです↓
HONDA 除雪機 HSM1380iJN ラスト1台!


この週末はクリスマスに向けて、窓に星を飾ったり、クリスマスツリーを出したりと、ノルウェー在住のみなさんは忙しかったのでは。
日本でもクリスマス仕様にいろいろ部屋を整えたりしていたのではないかと。

我が家は今年もクリスマスツリーはなし。


娘さんがハイハイするようになり、つかまり立ちもするようになってきたので、クリスマスツリーはなぁという、我が家の坊ちゃんにはとても残念な理由。



来年はクリスマスツリー飾れるかな。
どうかな?



そのころまでに車を持っていたら、どこかにツリー用の木を取りに行きたいものです。





ただ、今週末はジンジャークッキーを坊ちゃんと焼くことに。

そのためには、平日寝かしつけの後に生地作り。

この生地作りが思ったよりも大変。

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ノルウェーのレシピを参考にしたわけですが、
バタークッキーにスパイスを混ぜればいいだけだろうと思いきや、鍋にシロップと砂糖をぐつぐつするところからスタートし、重曹をそこに投入するといった、なんとも斬新なレシピ。

作りながらこれでいいのかと幾度もドキドキしました。


小麦粉徐々に加えて練り混ぜるのも体力がいる。



ら、来年はクッキー生地をスーパーで買ってきちゃおうかな。。





クッキー生地を伸して、型抜きするところを我が家の坊ちゃん(三歳)と一緒にやりました。

去年は型抜きクッキーなんて全然上手にできなかったのに、今年はいくつもきれいなクッキーを作ってくれました。

成長が涙ぐましい。。

そして集中力も格段に上がったような。


諦めがめちゃくちゃ早い坊ちゃん、今回は長いこと私と一緒にクッキーづくりをしてくれました。
三歳ってすごい。

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クッキーづくりをした後は、雪遊び。

その間、娘さんはベビーカーで外に出て、新鮮で冷たい空気の中でぐっすり眠ると。




こちらでの雪遊びは、家の前の小道でそり、庭で家づくり、などなど家の敷地でひたすら遊ぶわけです。


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クリスマス支度らしいことはほぼ何もしていないわけだけども、なんだかこの上なく充実した家族時間を過ごせたなぁと、旦那さんとほっこり振り返っていました。

クリスマスや正月支度は、平日子どもたちの寝た後です


クリスマスやお正月までどうにか体調崩さず過ごせますように。。


ノルウェーのピアノ曲。
なんだか冬の雰囲気にぴったりなような。




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