お葬式。

先日亡くなった親族のお葬式に参列しました。

日本のお葬式にも参列したことのない私にとっては、初めてのお葬式がノルウェーでのものとなりました。


お葬式には文化の違いがよく現れるといいます。


ある時、旧ソ連のセルビア出身の友人が、お葬式での風習を話してくれたことがありました。
どうやら、彼女の出身地方では、亡くなった方のご遺体を囲うようにして、ご飯を食べるとのこと。

私はそれを聞いて、申し訳ないけど抵抗あるなぁと、心に思ったのですが、本人も説明をした後で、嫌な風習で無くなればいいと言っていたのが印象的でした。


無くなればいい風習。


残すべき風習。


この地域ではまだこんなことをしてる。
これは人種差別だ、これは人権侵害だ、様々な社会問題がありますが、、


社会問題を誰が決めるかというと、、

おそらく、時代が決めている。



世代が変わってくることを考える年頃になり、今まであんまり考えていなかったことを考えるようになりました。

頭の片隅ですこーししか考えていなかったことや、突発的にしか問題視しなかったことが、もっと身近な問題になってきたからかと。



時代に淘汰されるものもあるけども、自分がいいと思ったヒトやモノを、できる限り守って引継げたらと思う今日この頃。


特にお葬式参列中は、様々なことが思い巡って涙しました。
(もともと涙腺が物凄く弱いのですが。)


何れにせよ、まずは自分が成長しなければならないわけですが。




はい。



ただまぁ、通常の私の頭の中は8.5割食べ物で、1割趣味で、0.5割その他なわけです。



そんなわけで先週末は、友人に連れ出してもらいお出かけ😊
あんまり出歩かないものだから、オスロでも初めて歩くところばかり。

スリランカ料理のお店に連れて行ってもらいました☀

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薄いえびせんのようなものの下には、ゆで卵がまる一個ごはんの上にポンと置いてありましたよ。

チキンカレーがとりわけ美味しかった!

ただまぁ、話していたことに夢中で、そーんなに味を吟味することもなく。
でも、楽しくてお腹いっぱいって、とても幸せな気持ちって再確認できてしまった。



そしてこれは、ホットチョコレート。

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日本の方がワーキングホリデーされてるカフェに連れて行ってもらい、そこで頂きました。

そのときは、ホットチョコレート初めてだ!と、思ったものの、よくよく思い返せば、小学生の頃に、ディズニーランドで飲んだことが。ものっすごく甘くて、底に近づけば近づくほど甘くなり、到達できなかった記憶が。

ここのホットチョコレートは、牛乳の甘みの方が引き立つくらいにチョコレートの甘みは抑えられていて、チョコレートの風味がよいアクセントに。
少し肌寒い日には、なんとも心地良い飲み物でした。とりわけ、毛糸屋さんでワクワクしたあとの私にはとても心地よく。



日曜の朝ごはんは、物凄く久しぶりにフレンチトーストを焼きまして。


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なんだかんだで、ノルウェーに引っ越してきてから1度も食べてないから、一年以上食べてなかったことに。


日本に住んでいたときは、割と頻度高かったけども🤔

柔らかい白いパンを滅多に食べないものだから、こんなことに。




最後に、お葬式で飾ったお花の一部を頂いたので、こちらに。

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お葬式では、大きいけども品のあるブーケがたくさん飾られていました。


ちなみに、スピーチなどを含むお葬式のあとは、参列者で別会場に移動し、オープンサンドとケーキを頂きました。


ケーキはなくなった方が、とりわけ好きだった、スポンジケーキのタイプ。
北欧ではマジパンケーキがよく目につきますが、美味しいデコレーションケーキでした。


私は13*13cmくらいは、いただいたんしゃないかと。。いや、美味しかった。。


そんなわけで、その日の夜ご飯はなくなりました。



食事中にあるスピーチも、多くの方がいろいろなエピソードをお話されていて、亡くなった方の様々な面を最後に思うことができたという。



今回は宗教などは関係のない式だったので、ノルウェーのお葬式がみなこういうものかどうかは分かりませんが、亡くなった方を偲ぶ、素敵な1日となったように思います。



これからも生きている私は、よく食べ、よく寝て、(よく)学ぼうと思います。


ここまで読んでくださった皆さん、体調にはくれぐれもお気をつけください。